Jamboardが懐かしい先生へ。Padlet Sandboxで漢字カード活動を作ってみました

Padlet(写真やコメントを集め)
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みなさん、こんにちは。日本語教師のHinakoです。

Jamboardが使えなくなってから、もう数年。。「あの感じで使えるもの、ないかなあ」と今でも思っている先生、多いのではないでしょうか。 私もその一人です。

Jamboardって、すごく高度なことができたわけではないのですが、授業では本当に使いやすかったんですよね。 付箋を動かす、線を引く、グループで考える、ちょっと書き込む。本当に便利でしたよね。コロナの頃が懐かしいです。

Googleスライドでも代替していたけれど

Jamboardが使えなくなってから、私はしばらく Googleスライド を代わりに使っていました。

Googleスライドでも、付箋のような四角いカードを作って、それを学生に動かしてもらう活動はできます。 たとえば、漢字カードを読みのところに動かしたり、語彙をカテゴリーごとに分けたり、文を正しい順番に並べ替えたりする活動です。

特にPCを使っている学生にとっては、Googleスライドでもある程度スムーズにできます。 カードをクリックして、ドラッグして、好きな場所に移動するだけなので、Jamboardの代替として「これでいけるかな」と思っていました。

でも、実際に授業で使ってみると、少し困ったことがありました。

それは、タブレットを使っている学生が、付箋カードをうまく動かせないことがあった という点です。

PCならマウスやトラックパッドでカードをつかみやすいのですが、タブレットだと、カードを動かそうとしても選択できなかったり、 思った場所に移動できなかったりすることがありました。学生本人はちゃんとやろうとしているのに、操作がうまくいかない。 そうなると、活動そのものよりも「どうやって動かすか」に時間が取られてしまいます。

付箋を動かす活動は、見た目はシンプルです。でも、実はデバイスによって使いやすさがかなり変わるんだなと感じました。

そこでPadlet Sandboxを試してみました

もちろん、Googleスライドはとても便利です。私も教材作成や説明用スライドでは今でもよく使っています。 ただ、「学生がその場でカードを自由に動かす」活動に限って言うと、もう少しJamboardに近い感覚のものがほしいと思っていました。

そこで今回試してみたのが、Padlet Sandbox です。

Padlet Sandboxは、オンライン上でカードや文字を配置して動かせるので、Jamboardに近い使い方ができます。 今回私は、漢字カードを作って、読みとマッチングさせる活動を試してみました。

たとえば、学生がカードを見て、「今年」「今月」「友」「自分」「今朝」 などを、 それぞれの読みの場所に動かしていくような活動です。

使ってみると、かなりよさそうでした。 画面上でカードを動かせるので、漢字の読みを確認するだけでなく、学生が「自分で考えて動かす」時間を作ることができます。私はいつもペアーやグループでさせていますが、時々そういうのが苦手な学生さんには1人でもさせています。

下記のようなものをたくさん作って、ペアまたはグループごとにスライド番号をあたえます。

こんな感じでカードを動かしペアーを作ってふりがなをつけます。「おしょうがつ」の間違えがすごいことになってますが、これを私が赤などで丸をつけて直しながら完成させます。正直先生は全グループのスライドを見ては添削、見ては添削で結構忙しい!!!

でも、共有リンクには要注意です

ここでひとつ大事な注意点があります。

学生にカードを動かしてもらう場合は、共有リンクを「編集可」にしておく必要があります。

これは当たり前といえば当たり前なのですが、私は一度やってしまいました。

GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleスライドでは、もうさすがに「閲覧のみ」と「編集可」の設定を 間違えることは少なくなりました。昔はよくありましたよね。

「リンクを送りました!」
でも学生から、
「先生、編集できません」
と言われるあれです。

でも、Padletでも同じでした。

私はうっかり普通にリンクを共有してしまい、「これで学生もカードを動かせるだろう」と思っていたのですが、 実際には学生側ではカードが動かない。

「あれ?動かない……」となりました。

Padlet Sandboxでも、Google系ツールと同じように、学生が操作する活動にするなら、 編集可能設定を確認することがとても大事 です。 見るだけのリンクでは、カードは動きません。

まとめ:Jamboardが懐かしい先生は一度試す価値あり

Padlet Sandboxは、Jamboardが懐かしい先生にはかなり使いやすいツールだと思います。 特に、漢字カード、語彙分類、文の並べ替えなど、日本語クラスでよく使う「動かす活動」と相性がよさそうです。

もちろん、最初から完璧な教材を作る必要はありません。 まずは漢字カードを3つだけ作ってみる、語彙を5つだけ分類させてみる、文を1つだけ並べ替えさせてみる。 そのくらいの小さな活動から始めるのがよいと思います。

Jamboardロスの先生にとって、Padlet Sandboxは新しい選択肢のひとつになりそうです。

読んでいただきありがとうございました。

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