みなさん、こんにちは。日本語教師のHinakoです。今日は、ChatGPTでGPTが作れるようになったので私も早速作ってみました。「GPTを作るとは?ちょっとよくわからない」という方もいらっしゃると思います。こちらの記事が分かりやすかったので、読んでみてください。
簡単にいうと、ChatGPTに特定の自分だけの情報を覚えさせて、その情報について質問させたりできるようになったわけです。そう、あなただけのオリジナルGPTが作成可能。自分だけではなく、シェアしたい相手が有料プランなら、GPTをシェアできたりします。色々なことに使えると思いますが、1つ作ってみたのでその例をご紹介します。学生さんにGPTをシェアする場合は、学生さんがChatGPTの有料プランにはいっていないといけないんですが、これは先生も個人的に使えると思うので、学生用と先生用の使い方の説明をします。
GPT “Study Buddy” とは
まず今学期の課題が載ったスケジュールをPDFにしておきます。それを具体的な情報としてGPTにアップロードして、覚えておいてもらいます。例えば「次の中間テストはいつありますか」と聞いた場合、「11月2日です」と教えたスケジュールを参照して教えてくれます。具体的に、学生さんが使った場合の3つのメリットと先生が使った場合のメリットを書き出してみます。
GPT “Study Buddy” 学生用
メリット1:課題提出日を教えてくれる
仮に学生さんがChatGPTの有料プランを持ってたとしたら、各々が「次の大きな課題はいつ?」「いつからそれを始めればいい」とか、GPT”Study Buddy”に聞けば、課題に取り掛かるタイミングを教えてくれたりします。
メリット2:課題に取り掛かる時期を教えてくれる
私もそうですが、結構ギリギリ提出の人生を送っています。いつもちゃんと計画してできるようになりたいと思っているんですが、すぐに後回しに。。。そんな時GPTに取り掛かるタイミングを教えてもらうのもいいですよね。
やる気のない時に応援してくれる
学生さんは日本語だけのクラスを取ってるわけではなく、他のクラスも並行して履修しています。もう忙しくてアップアップしてパニックなったり、病気になって授業についていけなくなりやる気を無くしたりしてしまいます。そんな時GPT”Study Buddy”に応戦してもらうのも悪くないと思います。
これのいいところは、応援メッセージだけではなく、具体的にどういう勉強をしたらいいのかも教えてくれるところです。もしオーラルテストのインストラクションをGPTに情報として読み込ませれば、もう少し具体的な勉強の仕方を教えてくれるかもしれませんね。
GPT “Study Buddy” 先生用
丁寧なリマインダーメールを一瞬で作成
みなさんは学期のスケジュールをどのように管理していますか。私は基本プリントアウトして持ち歩いたり、オフィスの壁に貼ったりして管理しています。学生はどうでしょうか。どれだけクラスでリマインドしても忘れる場合もあります。それだったら、週ごとのリマインドメール文を作成してもらうのはどうでしょう。いちいちスケジュールの日を確認しながらメール書くのが面倒だったという場合は役に立つかもしれません。リマインダーのメールを送らなくてもスケジュールを見てと思うかもしれませんが、メールが簡単に作成できて遅れるなら、悪くないと思います。
私はこれを英語にして、リマインダーメールを送ろうと思います。いつもは本当に簡単なリマインターのメールを送っていたのですが、いちいちスケジュールの日があっているか確認するのが面倒でした。また応援部分も少なく「がんばってください」と日本語で最後に書くぐらい。GPT’Study Buddy’を使えば丁寧なメールもかけますね。
まとめ
みなさんもご自身のGPT”Study Buddy”を作ってみてはどうですか。学生さん用としてなら、課題日を教えてくれたり、課題に取り掛かるタイミングも教えてくれたりします。また応戦メッセージもしてくれますよ。「あなたは十分に頑張っているので自分に誇りを持ってください」なんて寄り添ってくれるので嬉しいですよね。先生としてはリマインダーメールを書く時、かなり時短になるんじゃないでしょうか。色々可能性を秘めたGPT、作成してみると楽しいですよ。
読んでいただきありがとうございました。