Genius Hour Project 2022:改善編

Genius Hour Project
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みなさん、こんにちは。日本語教師のHinakoです。

さて、去年実施したGenius Hour Project(ジーニアスアワープロジェクト)の実践紹介。(なんのこっちゃという方は、下記にまとまっているので読んでいただけると嬉しいです)今年もいざしようと思ったら、去年のマテリアルはあるものの、学生数が多いから大変。どうしようかなと悩み、今年は簡単バージョンに挑戦してみました。自律学習プロジェクトをお探しの先生に読んでいただけると嬉しいです。

これまでのプロジェクトに関する記事はこちらで紹介させていただきました。まだ読んでいない方は是非こちらから読んでいただくと今回の内容がわかると思います。

2021のプロジェクトが面倒くさい

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自分でもよくやったなと自負しますが、2021年のプロジェクトは結構先生の仕事が多いんですよね。もう一度やろうと冷静にみたら、ちょっと躊躇する自分がいました。実際、私のプロジェクト通りした先生も、フィードバックが大変、トピック選びがむずかしい、自律学習の習慣がない学生などの対応で結構大変だったとお聞きしました。ご苦労をかけてしまったようで、本当に申し訳ないです。もう改善の必要大ありなので、少しまた工夫してみました。

Genius Hour Project (2022)

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今年、一番変えたのは「相互評価」をしないという点です。元祖Genius Hour Projectの先生は評価なし方向なんですが、教えている機関が高等教育なので、評価しないわけにもいかず、先生の評価ではなく、「相互評価」で手をうちました。しかし、準備がめんどくさいんです。まあ、それだけではなく、プロジェクトを起動にのせるためにも、最後の評価を大事にするよりプロセス(特にプロジェクトの前半)を見直しました。具体的には、計画書提出後に、「初回情報交換セッション」、最初のプロジェクトが終わったあとに「グループシェアリングセッション」と2回のディスカッションを設けました。

初回情報交換セッション

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「私のプロジェクトこれで大丈夫かな」と結構心配してる子がいるんですね。もちろんオフィスアワーで相談しに来る子もいますが、それはごく一部。だから、同じトピック、あるいは似たようなトピックのグループで、ディスカッション、情報交換をしてもらいました。

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例えば「料理」がトピックの学生さんは、レシピサイト情報交換をしていました。この「ひらがなレシピ」というサイトひらがなでしか書かれていないんですが、おもしろそうです。

グループシェアリング

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次に1回目のプロジェクトが終わったところで、グループディスカッションを行いました。質問は、2021の時のセルフリフレクションと同じです。2021年では3回もセルフリフレクションを出させていたんですよね。回数もそうですが、こういうのはグループで話し合っても気づきが多いんじゃないかなと思いました。アドバイスをもらったり、色々質問してもらうことで、自分のプロジェクトをうまくすすめることができる効果がありました。

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今年のプロジェクト例

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今年のプロジェクトも本当に面白いです。学生さんは本当にGenius!! 例えば、日本の歌詞を翻訳して、日本語で歌を歌ったり、料理が好きだから、味噌汁、お好み焼きを作ったりしています。あとは、「ちはやふる」の影響で百人一首を読む子がいたり、毎日、日記を日本語でつけるという強者もいます。私にはできませんが。最後まで本当に楽しみです。

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