みなさん、こんにちは。日本語講師のHinakoです。さて、今回のテーマは「SNS」、英語では「Social Media」です。みなさんは、ご自身の学生さんに日本人の友達ができた時、必ず避けられないのが、SNSでのやり取りですよね。日本人の友達とは、電話で話すよりも、LINEやTwitterやインスタのDMなどを使ってコミュニケーションをとるかなと予想します。
教科書の中でも、「いろどり」の入門4課、私が使ってる「げんき」の教科書にもインスタのような、いや、FACEBOOKのようなポストの読解問題が紹介されています(「げんき1」p.315)だから、もっとSNSの練習をさせたいと思う先生が多いんじゃないでしょうか。今回はその練習のためのサイトを3つご紹介します。ちなみに、こちらは私が中の人と講師をしている先週行ったローカルのシェア会の補足記事になります。
①ツイート練習 ”Fake Tweet Generator”
Fakeなツイートを作るサイトは色々あるんですが、この「Fake Tweet Generator」というサイトが一番うけがよく、作りやすかったです。作り方は本当に簡単ですが、こちらに紹介しておきますね。(ちなみにこのインストラクションはChrome拡張機能のTANGOで作成しましたが、簡単にサイトの使い方を紹介できるので、すごく便利です)
私は「先週何をしましたか?ツイートしましょう」というお題にして、ツイートを作ってもらいPadletに投稿してもらいました。そしてコメントを書いてもらうというやり方です。#も忘れず、色々なポストがでました。
★対面でこれを使う場合のちょっとしたコツ
ここで、ちょっとしたコツですが、もしこれを対面でも使いたいという場合は、ツイートを作って「Generate Image」を押すと下記のような図が出てくると思います。Download Image でファイルを保存するのではなく、Image Linkをコピーしてもらい、それをPadletやWakeletに貼り付けてもらうと簡単にポストできて、ツイートを集めることができますよ。
他の例として、香港の望月先生もご紹介されているのでぜひ見てください。Googleスライドにまとまってます!
ツイートの返信練習 ”TWEETGEN”
続いてはツイートの返信練習につかえるTWEETGEN。最近この機能が増えて、実際の授業で使ったことがないのでサンプルがありません。もし使った事がある先生がいたらぜひ感想を教えてください。
LINEの会話練習 ”Fake Details”
最後はLINEの会話練習に使える”FAKE DETAILS”のご紹介になります。私のやり方は下記の通りです。最終的にJamboardに完成したものを貼り付けてもらい、エラーがあればなおしました。
Jamboardではこんなかんじでエラーを指摘したんですが、もう作ったときに気がついたみたいで自分で訂正している例もありました。そういうのもリアルでいいですよね。
LINEトークでは、実は、日本語でも同じようなサイトがあって、Mikke!さんが動画でご紹介されていますよ。
番外編:テンプレートを使う
上にご紹介した③つのサイトは本物みたいに作れてすごく楽しいんですが、一度作ると編集できないんです。これが痛い。まあ、私はしょっちゅうツイートでタイポをするので、例えば、「☓藤岡 ◯藤本でした。」とか「藤岡じゃなく藤本でした。失礼しました。」のように訂正するすべも教えてもいいと思っています。
でも、やっぱり編集をさせたいという先生はひれさんのサイトからテンプレをダウロードできますから、こちらをみてください。あまえびさんがクラスでつかわれたものをシェアされています。ブラピの「いいね」が面白いです。
またMikke!さんのサイトでも、LINEトークのテンプレがダウロードできるようです。本当にカジュアルスピーチのいい練習になると思います。
まとめ
というわけで、SNS、主にLINEとツイッターの練習用として、③つご紹介いたしました。実は、同じサイトでFACEBOOKやインスタの練習もできるのでぜひのぞいてみてくださいね。
FAKE なSNS練習、たのしいですよ。おすすめです。
読んでいただきありがとうございました。