対面のクラスでBlooketをしよう!〜スピードと運があれば1番になれるゲーム〜

Blooket(単語ゲームがしたいなら)
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みなさん、こんにちは。日本語講師のHinakoです。今回はBlooketという、対面でもオンラインクラスでもできる、無料でも十分楽しめるオンラインゲームを紹介します。

こんな先生におすすめなのがBlooketです!

KahootやQuizizzもいいけど、ちょっと違うゲームをしたいという先生!

クイズやると絶対にいつも1位になる学生さんが決まってる先生!

。ちなみに、「GENKI I」の教科書をお使いの先生は1課から12課まで(第三版)を全部公開していますので、よかったら覗いてみてください。

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なぜBlooketを取り入れたのか?

Kahoot、Quizizz、Quizalize、Quizlet、 QuizN、NearpodのTime to Climbなどなど、この手のオンラインクイズはたくさんありますよね。どれも基本的に「全問正解かつ早く解答できれば、いい順位がつくシステム」になってると思います。でも、このタイプのクイズばかりをやりすぎると、一部の学生さんには、これがプレッシャーになってるんじゃないじゃないかと思いました。「どうせできないし」と、いじけて「つまんない」と心の中で思ってる人ももしかしたらいるかもしれません。というのも、私の使ってる教科書「Genki」はとにかく単語を覚える量が多いです。文型シラバスなのでしかたないんですが、一課に軽く50個は覚えなきゃいけません。現在、春の短期集中コースを教えているので、1週間に50個以上のペースという過酷な授業になってます。覚えるのが大変な上、先生が一番ばかりを評価するオンラインクイズをしてたら、もしや心が折れてしまう子がいるんじゃないかと思いましたそこで、このBlooket!早く正解するのが目的ですが、なんと「運」次第で1位になることもできるんです。

Blooketのゲームの種類

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最近、これに3つほど増えて、無料バージョンでは12個のクイズの種類が楽しめます。この記事では、うちの学生さんのお気に入り、右上の「Gold Quest」を紹介します。

先生は、Game IDをシェアして、学生さんにスマホなどで入ってもらいます。

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Quizizzのように、①問題と答えが個人のデバイスにでる→②正解→③宝箱を開く→④お金を稼ぐ(失う場合もある)のが基本の4ステップです。(下記スクショ参照)一番の特徴は人が稼いだお金を奪うこともできるんです。

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いやーえげつないですよ。人が稼いだお金をごっそり奪って這い上がって行くんです。下の写真は実際のクラスでした時の写真です。先生の画面では、誰がどれだけ奪ったかを見ることができます。学生さんは必死に自分の画面を見ているのでこのスクリーンを見る余裕はあまりない感じです。クラスですると、「Oh No」「OMG」などが飛び交います。しかし、奪われたら奪い返す!文句いいながらも、必死にお金を取り戻そうとめげずに学生さんは問題を黙々と解き続けます。ポイントですが、トラブル防止のために、学生さんには、たかがゲームですが、身バレを防ぐために。ニックネームでGameに入ってもらうことにしてます。子供だったら喧嘩になるかもしれませんからね。たかがゲームですが。。。

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時間通りに終わるゲーム

私がBlooketを使うもう一つの理由は、時間ぴったりにクイズを終わらせることができるとこです。授業計画が立てやすい!Quizizzをした時に、誰かが問題を全部終わらないとゲームは終わず(強制終了を除く)、以前ひたすら、問題を解き終わるのを待ったことがあります。問題数が多すぎたのもあって、予定時間をオーバーしてしまいました。Kahootもみんなが問題を早く正解してくれれば、早く進むんですが、1問1問いつもギリギリまで考える学生がでて時間がかかる場合もあったりしますよね。

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「Gold Quest]の時間のデフォルトは7分なんですが、50問ぐらいの場合、5分前後の設定がおすすめです。もうちょっとやりたかったーぐらいでやめてあとは宿題とかにすればいいと思います。問題数が少ないと時間も短くしたほうが、繰り返し同じ問題を解く必要がないのでいいかもしれません。たくさん問題を作る場合。Quizletからインポートもできるのですぐに問題が作れますよ。

レベル差があるクラスにおすすめ

時間設定ができる上に、設問の出方は、正解する学生には、どんどん問題を解かせることができます。つまり、どんどん量をこなしてもらいます。また、難しい子は、1問あたりの制限時間がないので、時間をかけて正解を見つけさせます。つまり正確さを重視し、成功体験を感じでもらいますKahootのようにクラス全員が同じ問題を一斉に解くと時間のプレッシャーばかりを感じて「正解知ってたのに答えられたなかったー」とくやしい思いをする子もいますからね。この辺りもレベル差が激しいクラスにはおすすめです!

やりすぎ注意

たまには、運も味方につけて、ベスト3を決めるのはどうでしょうか。

Kahootなどをしていて、スパイス的な要素でたまにこのゲームをさせるのはおすすめですよ。ただし、やりすぎに注意です。ものすごく優秀な学生さんから、今日はお金盗まれるのやだーと言われたことがあります。この手の学生さんは、自分の実力を正確にはかってもらうほうがフェアーですからね。なので、たまに、こういうタイプのクイズをするのは悪くないと思います。

最後に、実際に教室やオンラインでするに至り、実験におつきあいくださったハナキンの日本語教師の先生に心から感謝いたします。

読んでいただきありがとうございました。

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